親の理想を押しつけてない? 忙しくても「子どものありのまま」を見逃さないシンプルなコツ

夫婦のお悩み解決コラム

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子どもの頃、親に理想を押し付けられてイヤな思いをしたことがある人は多いのでは? 「人見知りしないでドンドン話しかけなきゃ」「お姉ちゃんなんだからしっかりして」「良い学校に入るのよ」など、次々に湧き出る親の理想。親子ゲンカになったり、逆に自分の本音を言えなくなったり、悩んだ人もいるでしょう。

 

親になるとは不思議なもの。子どもの頃にイヤだったことを、いざ自分が親になれば我が子にしているのですから。かくいう筆者も「子どもの個性を伸ばしてあげたい」と思っていたのに、気付けば自分の理想を押し付けていました。

 

■“子どものありのまま”より“親の理想”

なぜ親は“子どものありのまま”を見るよりも、“自分の理想”を押し付けてしまうのでしょうか。

 

可愛さゆえ、がやはり大きいでしょう。「我が子には1番幸せになってほしいから」と子どもの気持ちを無視しては、世間でいう正しさや王道に当てはめようとしがち。我が子だからこそ、期待もドンドン膨らみます。

 

“親子は他人”とは、理解しきれていないところもあります。親の価値観や性格がそのまま子どもに通用するわけではありませんが、「自分の子だから同じはず」と勘違いしやすいのですね。それに日々の忙しさも重なり、子どものありのままを置いてけぼりにしてしまうのです。

 

■“言う”より“聞く”

忙しい中でも、子どものありのままを受け止めるにはどうすべきか。そこで思いついたのが、“言う”より“聞く”でした。

 

たとえば「早く着替えて!」「何でこぼしたの」「これくらいで泣かないよ」など…子どもが何かすれば、まず親が“言う”ことが多いですよね。これを「いま着替えたくないのは何でかな? いつなら着替えられる?」「手伝ってくれようとしたの?」「そんなに泣くなんて、痛くてビックリした?」など、“聞く”に変えます。

 

ポイントは誘導尋問風に問い質すのではなく、子どもの感情や考えを聞き出すこと。子どもの気持ちを代弁して質問する。わからなければストレートに聞きます。

 

シンプルなようですが、子どもの立場からすると印象はガラリと変わります。自分の気持ちを聞き出してもらうことで、「親はわかってくれる」という安心感を持てますよね。思えば自分が子どもの頃も「私の気持ちを全然聞いてくれないじゃん!」と親子ゲンカをしたものでした。

 

■ありのままを受け入れよう

また、聞くことは親が子どもの気持ちを新たに発見、再確認することにも繋がります。子どもが本音を答えたらそのままオウム返ししてあげると、さらにお互いの理解も深まるでしょう。

 

日々聞くことを積み重ねることで、「子どものありのまま」が見えてくるようになります。子どもなりの価値観や性格を否定せず、そのまま受け入れてあげる気持ちも大切でしょう。

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