新婚いらっしゃい! 第5回
なぜためらってしまうの? みんなが結婚に踏み切れない3つの理由
夫婦のお悩み解決コラム「付き合い始めて、もう3年。そろそろ結婚したいな……」。
男女を問わず、なかなか結婚を言い出してくれないor結婚に踏み出せない人もいることでしょう。
さまざまな理由があると思いますが、ここでは筆者が実際に聞いた3つの理由を取り上げてみたいと思います。心当たり、ありませんか?
1. 自由を謳歌したい
最も多いのがこちら。
「恋人どうしであれば、相手に対する責任は最小限」「二股かけても、不倫とか言われない」「自由にお金を使えるのは独身の特権」などなど。
でもちょっと待って。これって、「本当にこの人が相手でいいのだろうか」という不安の裏返しかもしれませんよ。自由を盾に結婚を踏みとどまっているのであれば、自分の心の奥底にある“本当の気持”を見つめなおしてみるいい機会なのかもしれませんね。
2. まだ早いと感じている
「付き合い始めてまだ1年」「まだ3年」「まだ5年」……。
どうせ、これから50年も一緒に過ごすんだから、数年くらいいいよね、と言わんばかりに「まだ」「まだ」と理由付けしているカップルもいることでしょう。
もちろん、結婚するのであれば、お互いに添い遂げられれば言うことなし。しっかりと相手を見定めたい気持ちも分かります。それに、あまりにお付き合いする時間が短すぎるのも考えもの。ある程度の期間は必要でしょう。
「まだすべてを知り尽くしていない」と感じるのかもしれません。
でも、結婚したとしても、それに何十年一緒にいても知り尽くせるわけではないのです。それを知れば、「まだ早い」という気持ちも薄れるかも。
3. 結婚に伴う出費を賄う、または責任を遂行する自信がない
もしかしたら、不安を感じる最も大きな源はこの理由かもしれません。
「結婚は、単に籍を入れればいいというものではない。結納や結婚式などの費用の負担、結婚後は家計を稼げるのか不安です」と語ってくれたのは、某社の若きCEO。真面目であればあるだけ、このような不安を感じるのかもしれません。
また、「これまで家事を手抜きしてきたため、呆れられてしまうのではないかと心配。時間をかければそれなりにご飯も作れるけど、毎日となると自信がなくて」という人も。
どちらのパターンも、お互いによく話しあえば、杞憂だったということが明らかになる場合が多いもの。派手な式、高価な指輪、豪華な食事、整えられた生活空間……。意外と、それぞれが協力すればいいだけという問題だったり、相手が望んでいないということも。さらに、親世代であっても、現代の若者の経済事情に通じていたり、結婚に対する意識改革が進んでいるということだってあるのです。
1人で悩んでいないで、これから人生を共にしたいのであれば、考えもシェアできるといいですね。
人によってはもっと深刻な理由もあるかもしれません。でも、今回はある程度お互いに条件が整っている、という前提で3つのパターンだけ取り上げてみました。みなさんは、どう感じましたか?