「息子が脳症かも…」子どもの高熱のときの対処の体験談

夫婦のお悩み解決コラム

先日、息子(3歳男児)が高熱を出し救急車のお世話になりました。一時は「急性脳症かもしれない」と生きた心地がしませんでした。でも、別の病気だったことがわかり、無事おうちに帰宅できていまはホッとしています。

 

急性脳症は子を持つ親なら誰でも意識していると思います。早めに対処しなければ、命にかかわりますし、助かっても後遺症が残ってしまうかもしれない…しかし、予測が難しい病気です。

 

今回はそのときの経緯を振り返りつつ、「脳症」にはどう対処すればいいのか、看護師&保健室の先生からいただいたアドバイスを交えてご紹介します。

「息子が脳症かも…」、素人の私ができる対処はあるのか

体温計のメンテナンスは日頃から

体温計って普段は使いませんよね。いざ使おうと思うと「あれ? どこにしまったかな?」「電池がなくなりかけてる!!」なんてこと、よくありませんか?

 

なぜしょっぱなから、あたりまえ過ぎる基本を書いたかと言いますと…

体温計は、私たち医療の素人が子どもの身体に何が起きているのか、気付くきっかけになる手段だからです。

 

某日の記録


お昼寝から起きるとすでにおでこが熱かった。この時点で36度6分。

「あれ? 気のせいかな?」と思い様子を見ることに。

 

息子がどんどん不機嫌になるので、寝る前に再度検温。37度8分。実際に触ってみると「高熱」でしたが、体温計で見る限り「微熱」という認識でした。「体温計のはさみかたが悪かったのかもしれない」と思い、もうしばらく様子を見ることに。

 

ひとまず、「風邪をひいたかな」の感覚で、おでこに冷却シートを貼り、寝かせることにしました。


 

脳症はすぐに高熱が出て、一刻一秒を争う状況に陥ります。実はこのとき、体温計が故障していてちゃんと検温できていなかったのですが、私が「おでこを触った感覚」を信じていれば…

 

保健の先生からのアドバイス

体温計の正しい挟みかたを知らない人が多く、その部位によっても三分くらいの誤差が出ます。

予測式体温計は10分ぐらい待てば実測できるタイプのものもあるので、じっとしていられるなら実測をお勧めします。

 

看護師からのアドバイス

汗をふくのはもちろんですが、布団のなかは熱がこもっていて正確にはかれません。布団をめくって計ってください。

 

しっかり脇を開いて、くぼみに体温計が挟まっているか確認してください。

 

いつもと違うな? と思ったら

例えば肌が突如グリーンになるとか、顔中に赤いポツポツが出れば、あきらかに異常だと分かります。ですが息子の場合、それはじわじわやってきました。

 

某日の記録


深夜1時頃、息子がむくっと起き上がり「ヤダヤダヤダ」と騒ぐ。

ことばと反しておどけた調子。名前を呼んでも反応しない。手の動きがやけに機敏で、全身に力が入っている。1分もしないでパタリと倒れて、そのまま寝息をたてる。

 

深夜2時頃、またむくっと起き上がる。

「ヤー」と言葉にならない何かを発しながら、よくわからないポーズをとる。

例えるなら芸人の「江頭2:50さん」のような感じ。目は開いているが、声をかけてもこちらを見ない。焦点が定まっていないように見える。

 

深夜3時頃、ふと寝ている息子を見ると目が開いていた。

カッと見開いた目でどこかを見ている。瞬きもしない。声を掛けると起き上がり、泣き叫びだす。

 

なだめようと抱きしめると、背中をこちらに向けて寄りかかってくる。壁を指差して「アアアーーーーーー!!!!!!」と叫び続ける。おそらくこれも1分以内だと思うが、とても長く感じる。そしてまたパタリと寝てしまう。


 

このときの息子は、顔つきが別人のようになっていました。例えが悪いですが、何かが憑依したような表情です。いま思い出してもゾッとします。脳症でも似たような症状が出るそうです。けいれんが起きたり、意識を失ったり…

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