夫婦で行きたい「美人の湯」、効果があるかはどう調べるの!?
夫婦のお悩み解決コラム温泉の効能はいくつもありますが、女性とって嬉しいのはやはり「美肌」!
美肌効果がある温泉は数多くありますが、今回はオススメの温泉とともに、美肌温泉の探しかたを紹介します!
3大美人泉質に注目
「美人の湯」とは良く耳にしますが、どういう温泉がそう呼ばれるのでしょう。実は肌の表面を溶かす乳化作用があり、肌の角質や毛穴の汚れをとってくれる温泉が「美人の湯」と呼ばれるのです。
「美人の湯」と書いてあればわかりやすいですが、書いてなくても美肌効果があるケースも。そんなときは浴室などに設置されている、泉質が書いてある成分表を見てみましょう。
・クレンジング効果(脂汚れや、毛穴につまった汚れである角栓、黒ずみなどを落とす)がある「炭酸水素塩泉」
・肌の蘇生効果が高いといわれる「硫黄塩泉」
・シミ予防効果がある「硫黄泉」
これら3つの成分はとくに美肌効果が高い「3大美人泉質」と呼ばれる泉質。これらに加え、適度な刺激で新陳代謝を促進するpH(水素イオン濃度)7.5~8.5の「(弱)アルカリ性単純温泉」も美肌効果が高い泉質と言われています。
そもそも温泉に入ると心身がリラックスしますよね。「病は気から」と言いますし、気持ちが落ち着けば体調も良くなるかも? その上、「美人の湯」に入浴すれば、身も心も綺麗な文字通り「美人」になれるかもしれません。
そんな「美人の湯」で特に有名なのが、和歌山県の「龍神温泉」(ナトリウム炭酸水素塩泉)、島根県の「湯の川温泉」(ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉他)、そして今回紹介する群馬県の「川中温泉」。これら3つの温泉は「日本三大美人の湯」と呼ばれています。
張りがある肌を作るお湯とは
「関東の耶馬渓」とも呼ばれる吾妻渓谷の川中温泉「かど半旅館」。
川中温泉は、源頼朝の家臣が療養したとも言われる由緒ある温泉。泉質は「カルシウム─硫酸塩泉」、美肌効果が高い「硫酸塩泉」(pH8.7)が含まれています。「カルシウム─硫酸塩泉」は、肌を引き締める効果があり、「張りがある肌をつくるお湯」と謳われることも。
「かど半旅館」には旅館前を流れる雁ケ沢川の川底より自然湧出する温泉からお湯をひいた混浴の露天風呂、大湯(内風呂)、薬湯(内風呂)、そして男湯、女湯(ともに内風呂)といずれも美肌効果が高い6つのお風呂があります(冬期に休止のお風呂有り)。
源泉温度が35℃と低いのが特徴。長時間の入浴でも湯あたりしにくく、ゆったり温泉に入浴したいかたにとって嬉しいポイントなのではないでしょうか。
「美肌効果が高い温泉にゆっくりとつかることができる」。
かど半旅館が「美人の湯」と称される理由はここにあります。

岩櫃城跡

岩櫃城跡・竪堀
川中温泉「かど半旅館」がある群馬県東吾妻町は大河ドラマで注目を集める真田家にゆかりが深い「岩櫃城跡」。

密岩神社

密岩神社

密岩神社
その近くで絶景スポットとして人気の「密岩神社」(岩櫃山)があります。
ドライブ地としても楽しめる川中温泉、美肌を求めるかたに、とくにオススメの温泉地です。
群馬県吾妻郡東吾妻町大字松谷2432
電話:0279-67-3314
群馬県吾妻郡東吾妻町大字原町626-2
電話:0279-70-2110
※写真提供:東吾妻町観光協会