新婚いらっしゃい! 第8回

結婚で得られる経済的メリット――通信費のことをガチで考えてみた

夫婦のお悩み解決コラム

「付き合い始めて6年」「同棲期間がもうすぐ1年」など周りから見て「なんであの2人は結婚しないのかねぇ」と不思議に思われるカップル。以前掲載した記事以外にもさまざまな理由があることでしょう。

 

でも、わたしは声を大にして言いたい。

 

結婚しちゃいなよ、YOU!

 

経済的に無理だろうなぁと考えているならなおのこと、ちゃんと結婚したほうがいいのです。それは、「籍が同じだからこそ得られるメリット」があるからなのです。中でも、ビジネスパーソンに欠かせないケータイ代をはじめとした「通信費」に的を絞ってガチで考えてみましたよ。

 

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キャリアごとに用意している「家族割」

通信費を極力抑えたい! というのであれば、SIMフリー端末×格安SIMの組み合わせがベスト。「スマホをおトクに使うには 後編…家族割より安くなるかも?」の記事が参考になりますね

 

とはいえ、「格安SIMの仕組みがよく分からないので、できれば大手キャリアのままがいいな」という人もいることでしょう。そこで、次のような条件でスマホを維持する場合、家族割の有無でどれほど月額費用が変わるのかシミュレートの結果を見てみましょう。記事内の金額は記載のない限り税抜き表示です。また、端末代やその支払に絡んだ割引金額は含まれていません。

 

条件1 契約するのは2人とも音声通話かけ放題のプラン

条件2 契約するのは2人合わせて月間データ容量が1516GBのプラン

条件3 いわゆる「2年縛り」ありの契約

NTTドコモの場合

まずは、それぞれが別々に契約している場合の金額を把握しておきましょう。

 

プラン名 単価 人数 小計
カケホーダイプラン 2,700円 2 5,400円
データLパック 6,700円 2 13,400円
プロバイダ 300円 2 600円
合計 19,400円

 

これをドコモが展開している「シェアパック」で計算してみます。シェアパックとは、家族間で契約したデータ量を分けあえるサービスで、例えば夫が契約した容量に対し、妻のスマホはシェアオプション500円のみで、2人のデータ容量の合計が契約データ量以内で使える、というもの。2人とも8GBだと本当なら16GBなのですが、ピッタリ合うものが用意されていないので、月間データ容量15GBの「シェアパック15」でシミュレート。

 

プラン名 単価 人数 小計
カケホーダイプラン 2,700円 2 5,400円
シェアパック15 12,500円 1 12,500円
シェアオプション 500円 1 500円
プロバイダ 300円 2 600円
合計 19,000円

 

というわけで、毎月400円、1年間で4800円お得になることが分かります。

auの場合

プラン名 単価 人数 小計
カケホーダイプラン 2,700円 2 5,400円
データ定額8 6,700円 2 13,400円
LTE NET 300円 2 600円
合計 19,400円

 

auの場合、ドコモのように家族で分け合うプランが用意されていません。そこで家族でデータ容量を贈れる「データギフト」サービスを使うことを想定してみます。このサービスの利用には特に余分な費用がかかりません。しかし、auでは、カケホーダイプラン加入時の契約でデータ定額が必須のため、ギフト分だけでデータ通信を行えません。その縛りの中で、合計15GB使え、かつ最も安いプランになるよう計算したのがこちらです。

 

プラン名 単価 人数 小計
カケホプラン 2,700円 2 5,400円
データ定額5 5,000円 1 5,000円
データ定額10 8,000円 1 8,000円
LTE NET 300円 1 300円
合計 19,000円

SoftBankの場合

プラン名 単価 人数 小計
通話し放題プラン 2,700円 2 5,400円
データ定額パック標準(8) 6,700円 2 13,400円
S!ベーシックパック 300円 2 600円
合計 19,400円

 

SoftBankでは、「家族おトク割」というオプションが用意されています。これは5GB以上のデータ定額パックに対して家族で契約していれば契約しているデータ容量に応じて割引するというもので、当然容量が多くなればなるほど割引額も高くなります。

 

プラン名 単価 人数 小計
通話し放題プラン 2,700円 2 5,400円
データ定額パック標準(8) 6,700円 1 6,700円
家族おトク割 -500円 2 -1,000円
S!ベーシックパック 300円 2 600円
合計 18,400円

 

最も割引率が高くなりました。SoftBankでも家族でデータ容量を分けあえる「家族データシェア」サービスを用意していますので、そちらでもシミュレートしてみましょう。ただし、データシェアと家族おトク割の併用はできません。

 

プラン名 単価 人数 小計
通話し放題プラン 2,700円 2 5,400円
データ定額パック大容量(15) 12,500円 1 12,500円
データシェア月額料 500円 1 500円
S!ベーシックパック 300円 2 600円
合計 19,000円

結果

あっれぇ~? と首を傾げてしまうほど、3社とも割引前の金額が同じだっただけではなく、データシェアを利用したときの金額も全く同じ! 家族間ならSMS(ショートメッセージサービス。電話番号のみでメッセージの送受信可能)が無料、というところも同じ。

 

シェアはできないけど、それぞれが独立した状態で「家族おトク割」を設定できるSoftBankが、若干お得。でもここで諦めるわけにはいかないのです、はい。

本丸は「お家回線」

スマホにかかる通信費だけだと思いのほか節約にならないことが分かりました。でも、固定通信回線のことを忘れてはいませんか?

 

毎月3000円~6000×2かかっていたものが、半分になるのは魅力的。え?「結婚しなくても同棲すれば同じじゃないか」ですって?

 

確かに、この部分だけ取り出せばそう。ところが各社とも、対応する固定通信回線を契約している家族のスマホ代を割り引く制度を設けているのです。

 

例えば、前述の例であれば、ドコモは「光セット割」として1800円(前述のお得金額も含めれば2200円)、auではデータ定額10の契約者が2000円、データ定額5の契約者が1410円、合計3410円(お得金額含めて3810円)が2年間、SoftBankではそれぞれがデータ定額パック標準(8)を利用の場合だと合計3044円(お得金額含めて4044円)、データシェアする場合では2000円(お得金額含めて2400円)が2年間割り引かれます。

 

それぞれ固定通信回線費用と合わせれば毎月6000円~9000円がお得になる計算。これは看過できない数字ですよね。

 

お得になった分、旅行資金積立に回すも良し、ツキイチの夫婦デートに使うも良し。いずれにしても、2人の仲がさらに親密になること間違いなし!

 

さて、ここまで説明したところで、もう一回言わせてください。

 

結婚しちゃいなよ、YOU!

 

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