子どものためにも「良いママ」なんてやってられない! 目指すは「ノンキなママ」

夫婦のお悩み解決コラム

「私は良いママをやれているだろうか?」-ママになってから、時々自分に問いかける質問だ。子どもを怒ったとき、疲れて夕飯を手抜きしたとき、テレビに育児を頼ってしまったとき子どもを寝かしつけてから、自問自答しては「NO」と答えを出す。子どもにとって、私はダメなママだと。

 

じゃあ「良いママ」でいると子どもは喜んでいるかというと、そうでもないのだ。

子どものためにも「良いママ」なんてやってられない! 目指すは「ノンキなママ」

良いママなんてやってられない

「良いママ」の定義は世間一般でいえば、良妻賢母そのものである。美味しい手料理に掃除の行き届いた部屋、子どもはお行儀良くきちんと育てていつでも笑顔。

 

これを忠実にやろうとすると、まず子どもと遊ぶ時間がグッと減る。「一緒に遊ぼ~」と誘う5歳の長男に「ちょっと待ってて!」と返し、最近歩き出した目の離せない次男も目を離さないといけない。2人の子はギャン泣きし、それだけで疲れる。

 

そのうちイライラしてくるのだ。「ちょっとくらい待っててよ」「少しはまともに家事させて」「子どもが足にまとわりついてて料理できない」「もうこんな時間になっちゃった」「あっまだオムツ替えてない」などなど。もちろん笑顔になる余裕はない。

 

お行儀良く育てようなんて考えても、子どもに制限を強いることになる。子どもは遊びの天才、何でも遊びに変える。その子どもの発想や想像力にもストップをかけなければいけない。いつの間にか自分が、口うるさいオバさんになっているのだ。

 

この状況で笑顔になれないのは、子どもも私も同じ。「良いママ」なんて、もうやってられない。

子どものリラックス状態を守るために

子どものために良いママって何かな? と考えたところ、出てきたのが「ノンキなママ」だ。もう、「呑気」って漢字自体が魅力的だろう。ママのリラックス度合いを表している。

 

子どもにとって1番大切なのは、ママがリラックスしていること。これは乳児期はもちろん、幼児期以降も変わらない。子どもが自分らしさや能力を思う存分に発揮し、よく学びよく遊ぶためにも、まずは精神状態が大切なのだ。食事は楽しく食べないとしっかり栄養素が吸収できないのと一緒で、精神という土台がしっかりしていないと、何を学んでも吸収されない。

 

子どもがリラックス状態であることが何より大事、となると、まずはママがリラックスする必要がある。子どもは親の顔色を常に伺い、精神状態に影響されるからだ。そのためにも、ノンキなママでいるのだ。

 

別に美味しい手料理でなくても、部屋が汚れてても良い。ママがリラックスしてれば、子どもはホッと安心する。そうして色んなアイディアを出して遊んだり、友達作りをしてみたり、初めてのことにも挑戦してみようという気になる。失敗しても、呑気なママが受け止めてくれれば、また立ち上がれる。

 

子どもの世界は、遊びも人間関係も何でも「初めて」だらけだ。その分不安を感じたり、落ち込んだり、悔しがる機会が大人より多い。だからこそノンキなママでいてあげたい。

 

今夜から問いかけるのは、「私はノンキなママでいれてる?」にしよう。「良いママを『やる』」と「呑気なママで『いる』」と述語が違うように、ノンキなほうが自然体でもあるのだ。

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