知ってるか? 靴ってやつはな… 第3回

無骨? 質実剛健? 意外と歴史が深いアメリカ靴

皆様こんにちは! オールデン、アレンエドモンズ、ジョンストン&マーフィー、G.H.バス…靴好きのかたなら、ピンと来たはず! 好きな人は意外とハマるアメリカ靴のメーカーです。

 

みなさんはアメリカの靴、どんなイメージですか? ちょっと無骨なイメージ?? イギリス靴よりちょっと劣る?? 実はアメリカのドレスシューズは侮ることが出来ないものが多いんです!

無骨? 質実剛健? 意外と歴史が深いアメリカ靴

アレンエドモンズ

「知ってるか? 靴ってやつはな…」バックナンバー

第1回:靴の歴史は深い

第2回:イギリス靴って何で凄いの??

アメリカ靴の歴史

イギリスの靴には伝統がありますよー、というお話を前回させていただきました。では、アメリカは…そもそもアメリカは国の成り立ちがイギリス含めたヨーロッパ諸国に比べて新しい。

 

アメリカは、1498年ごろコロンブスが発見。コロンブスは、「黄金の国ジパング」つまり日本へたどり着くことを夢見ていたそうですが、辿りついたのは新大陸のアメリカでした。1498年…もちろん前回ご紹介したチャーチさんは、まだ生まれてもおりません。ということはコロンブスさん、左右の区別のない靴で大海原を航海していたことになります。

 

そのころのアメリカ、インディアンの足元は、みなさんもご存じの「モカシン」。しかし、当時は今のように靴底がしっかりしたものではなく、一枚の革で足を包んでいるような靴だったようです。あと、コロンブスを社名としている有名な日本の靴クリームメーカーもあります。

アメリカ靴のここがすごい。

さて、現在、そして紳士靴の話になりますが、「グッドイヤーウェルテッド製法」って聞いたことがありませんか? これが生まれたのがアメリカなんです。

 

紳士靴の作りはそれまでハンドソーンウェルテッド製法が主流。靴を作るときに手縫いが当たり前でした。これをミシンで行うようになり「グッドイヤーウェルテッド製法」と呼ばれるようになりました。

 

この製法を19世紀後半に発明したのがチャールズ・グッドイヤー2世。圧倒的に作業効率が上がり大量生産が可能になりました。

 

独自の木型で履き心地を追及しており、いまでもチャッカブーツで人気なオールデンは1844年に設立。1952年より矯正靴の生産も始めています。1922年には、360度グッドイヤーウェルテッド製法での作りにこだわりを見せるアレンエドモンズが誕生。

 

それより先にも1880年、イギリスからの靴職人がアメリカで創業した老舗ブランドであるジョンストン&マーフィー。第13代ミラード・フィルモア大統領から現在のオバマ大統領まで全ての大統領の足元を支えてきていることでも有名です。そして、1876年に創業し、あのマイケルジャクソンも履いていたG.H.バス。学生靴でもお馴染みのコインローファーを発明しています。

無骨? 質実剛健? 意外と歴史が深いアメリカ靴

オールデンのローファー

話せばきりがない、ご紹介したいブランドもまだまだたくさんあるアメリカ靴。実はイギリスに負けず劣らず歴史があり、型にとらわれず、実用性、履き心地が追及されています。

 

もちろん、ドレスシューズとしての美しさも兼ね備えているのが、アメリカ靴の良いところ! ダブルソールや張り出したコバなど、イギリス靴以上に質実剛健と言えるかもしれません。

 

「知ってるか? 靴ってやつはな…」バックナンバー

第1回:靴の歴史は深い

第2回:イギリス靴って何で凄いの??