映画を観るなら少しでもお得に! 夫婦で最大4,600円得する割引まとめ
夫婦のお悩み解決コラムいまは仲の良い夫婦。初めてのデート、どこに行ったか覚えていますか? 私は初めてのデートは映画に行きます。まだお互いを知らなくても2時間、会話をする必要がありませんし、終わったあとには映画の話題で盛り上がれます。そんな映画に行ってみませんか?
今回は、映画を少しでも安く鑑賞する方法をご紹介していきたいと思います。
この記事でご紹介すること
通常の映画館における映画鑑賞料金について
映画鑑賞料金は2014年4月以降、原則として、「一般:1,800円/大・高校生:1,500円/中・小・幼児:1,000円、シニア:1,000円」(名画座を除く。3D作品などの特別興業は別途料金)となっています。
※今後、価格について表記する際は、「一般料金」の価格を記します。
映画前売鑑賞券を買う(800~1,000円+αお得)
既に観たい映画が決まっているときには、“映画前売鑑賞券”を買うのがオススメ。映画前売鑑賞券は該当作品の“公開前”に映画館で購入するのが一般的。でも、株式会社メイジャーのサイトや、「チケットぴあ」などのプレイガイド、コンビニで購入できます。価格は作品によって異なり、一般は1,400円もしくは1,500円(小人用は900円もしくは1,000円)となっております。1人当たり400~500円お得になるので、夫婦(2人)だと800~1,000円お得に!
プレイガイドでは、公開後の作品も販売していることがあるので、公開後のレビューを読んだあとに行く場合でも一度、覗いてみることをオススメします。チケットぴあの店舗は有楽町や渋谷、新宿、池袋など、大きめの映画館がある場所にありますので、鑑賞前に寄ることも可能です。
また、通常の映画前売鑑賞券では、インターネットなどを利用して事前に座席指定などはできません。しかし、「ムビチケ」はオンラインで前売り券、座席予約もできます。
加入している保険や住んでいる区によっては、「映画前売チケット利用補助券」というものが配布されることもあるので、更に安く鑑賞することが可能に!
サービスデーや特定の時間を狙う(700~1,600円お得)
映画館ではそれぞれ、サービスデーという映画を割引料金で鑑賞できる日を設けています。
全国ほぼ全ての映画館で設けられているのが「ファーストデー」。毎月1日は1,000円もしくは1,100円と、通常より700~800円お得に鑑賞できます。夫婦では、1,400円~1,600円お得になりますね!
女性だけお得になるのが、「レディスデー」。多くの映画館では、水曜に設けられています。こちらも1,000円もしくは1,100円なので、夫婦では、奥様のみ700~800円お得になります。
「シネマート新宿」や「渋谷シネパレス」など一部の映画館では「メンズデー」という日も設けられ、レディスデー同様に1,000円もしくは1,100円。曜日は、映画館によって異なりますのでチェックしてみてください。
「109シネマズ木場」では、夫婦やカップルで行くとお得になる「夫婦の日・カップルデイ」という日があり、毎月22日(夫婦の日)は2人合わせて2,200円なので、1,400円もお得です。
その他、映画館によってさまざまなサービスデーも設けられています。
全国で最も劇場数の多いイオンシネマでは、毎週月曜が「ハッピーマンデー」(一部のイオンシネマは除く)で1,100円。
イオンシネマに次いで劇場数の多いTOHOシネマズでは、毎月14日の「TOHOシネマズの日」(TOHO=10+4)が1,100円、毎週月曜が「auマンデイ」で1,100円(※auスマートパス会員限定)です。
109シネマズでは毎月10日が「109シネマズの日」、MOVIXでは毎月20日が「MOVIXデイ」、シネマートでは毎月25日が「シネマートデイ」、テアトルシネマグループでは毎週水曜が「水曜サービスデー」で、共に1,000~1,100円となっています。
映画館によっては平日20時前後に上映される回に適用される「レイトショー」や平日午前中1回目が安くなる「モーニングショー」もあり、1,300円前後となっています。
このように、サービスデーなどの特定の日や、レイトショーなどの特定の時間を狙ってみてもいいですね。
「夫婦50割引」を使う(夫婦のどちらかが50歳以上限定で1,400~1,600円お得)
ご夫婦の内、どちらかが50歳以上ならば2人で2,000~2,200円の「夫婦50割引」というサービスもあります。50歳以上であることが証明できれば、利用できます。
ちなみに、お二人とも60歳以上のご夫婦の場合は、シニア料金が適用されて二人合わせて2000円になります。
2本立ての名画座に行く(旧作限定で600~4,600円+αお得)
観る映画にこだわらない場合は、名画座(旧作映画を主体に、2~3本の作品を合わせて上映する映画館)に行くのもオススメ。
年々、その数は減り、都内には、池袋の「新文芸坐」、渋谷の「シネマヴェーラ渋谷」、目黒の「目黒シネマ」、大森の「キネカ大森」、早稲田~高田馬場の「早稲田松竹」、飯田橋の「飯田橋ギンレイホール」の6館を残すだけ。
どの映画館も雰囲気があり、上映作品も選び抜かれたものばかりです。
料金は、共に2本立て(2本の作品セット)で、「新文芸坐」「キネカ大森」「早稲田松竹」が1,300円、「シネマヴェーラ渋谷」が1,400円、「目黒シネマ」「飯田橋ギンレイホール」が1,500円。
通常の作品を夫婦で2本観た場合に比べると、4,200~4,600円も安くなります。2本立てとは言え、1本だけ観て帰ってもOK。その場合でも、600円~1,000円お得になります。
どの名画座も会員サービスやサービスデーなどの割引サービスも設けているので、作品や日時によっては更にお得に鑑賞できます。
既に上映期間が過ぎた作品を観たい、旧作でも良いからとにかく安く「映画」を観たい、DVDでなく「映画館」で観たいというかたにおすすめです。
会員サービスを使う(入会必須:600~2000円お得)
映画館によっては、会員限定の割引サービスや、会員限定のサービスデーも設けているので、会員作品や日時によっては更にお得な料金で鑑賞することが可能です。
イオンシネマでは、イオンマークのクレジットカードを提示・クレジットでの支払いで毎月20日と30日は「お客さま感謝デー」で1100円。その他の日も、いつでも300円割引の特典を受けることが出来ます。
TOHOシネマズの「シネマイレージカード」に入会すると、毎週火曜日は1300円となる他、6回観ると1回無料になるサービスもあります。その他、マイルが貯まり、映画グッズなどと交換できるサービスもあります。
109シネマズの「シネマポイントカード」に入会すると、毎週火曜日は1,300円、毎月19日は1,100円の会員特別料金になる他、TOHOシネマズ同様に6回観ると1回無料になるサービスもあります。
テアトルシネマグループの「TCGメンバーズカード」に入会すると、火曜日、金曜日は1,000円、それ以外の曜日は1,300円となります。
ユナイテッドシネマの「クラブスパイスメンバーズカード」に入会すると、金曜は1,100円、それ以外の曜日は300円割引となり、6回観ると1回無料になるサービスもあります。
渋谷の「アップリンク」や「ユーロスペース」「イメージフォーラム」などの小規模な映画館にも独自の会員制度があり、入会すると、いつでも1,000円~1,200円で鑑賞可能となります。
映画館によっては、入会金や年会費などがかかることもありますので、ひとえに安くなるとは言い切れない場合もありますが、複数回、同じ映画館で観る場合には、会員サービスに入会することで、更にお得に鑑賞できます。
WEBサービスや株主優待券を活用する(条件あり:600~2000円お得)
映画鑑賞料金がお得になる「デイリーPlus」というWEBサービスもあります。デイリーPlusはYahoo!JAPANが運営する会員制優待サービスで、月額540円を支払うことで、イオンシネマやTOHOシネマズ、109シネマズなど多くのシネマコンプレックスの料金が300円~500円割引になります。
また、東宝や松竹、東映、東京テアトルなど映画館を所有する企業の株を保有することで、株主優待券を使うという方法もあります。
例えば、東宝の場合は、100株以上を所有することで、1名1回限り800円で映画が鑑賞できる映画優待割引券2枚を年に2回もらえるそうです。
まとめ
このように、夫婦で映画をお得にする方法はたくさん有ります。1回の割引差は小さくても、回を重ねると大金になります。映画を観たいと思ったときは、紹介した方法を参考に、お得に観てみてくださいね!