料理下手でもいいじゃない! 毎日の料理を苦痛にしない考えかたとコツ

学生時代の友人から会社の同僚にまで「料理下手そうだよね」と言われ続けた。さすがにショックを受け同僚に理由を聞いたら、「味付けが超適当そう。手づかみでパッパッてやって終わりみたいな」と言われた。確かに図星であり、主婦歴7年だが今でも料理下手である。

 

料理下手にも種類があるが、筆者は「大雑把で、基本ができていないのにアレンジしたがる」タイプ。それでも幼児2人を抱え、実は健康志向なこともあり毎日料理をしないわけにはいかない。そんな筆者が7年の試行錯誤から得た、料理下手でも料理が軌道にのる考えかたとコツをご紹介したい。

料理下手でもいいじゃない!毎日の料理を苦痛にしない考えかたとコツ

料理に時間と労力はかけない

女子で料理下手だと、何となく後ろめたい。姑の目なんかも気になり「上手にならないと」「料理教室に通おうかな」と頑張ってしまう。最初は筆者もそうだったが、今はスパッと努力を止めた。

 

何でもそうだが、好きじゃなければどんなに頑張っても伸びないのだ。下手でも料理好きなら努力は実る。自然と勉強するし、面白いからグングン伸びるだろう。ただ筆者は「料理は嫌いじゃないし、毎日普通に作るけど”好きではない”」のだ。

 

誰しも1人の人間が使える時間と労力は限られている。「好きではないもの」に時間と労力をかけるより、好きなこと…子どもと遊ぶとか、仕事とか、掃除とか…にかけたい。好きでないと伸びないし、伸びないものを頑張るのは辛い。ましてや料理は1日3回、イヤイヤやっている姿を子どもはよ〜く見ている。

 

その代わりと言っては何だが、5歳の長男は料理が好きである。それは筆者が「いずれ長男を料理係にしよう」と企んでいるからでも、彼自身細々としたこと(下ごしらえとか)が好きな性格だからでもある。「適材適所、できる人ができることを」やれば、家族全員が毎日笑顔でいられると思うのだ。

 

それでも基本的に作るのは私である。料理下手でも料理が軌道にのるコツをご紹介しよう。

料理下手が軌道にのる近道3つ

クックパッドより基本の本

料理を始めようとすると、まずはクックパッドを見たり、数多くレシピが載っている本を買ってしまう。しかし基本がなってなければ、いくらレシピを見ても「何か違う得体の知れないもの」しか作れないのだ。

 

それよりもまずは「基本中の基本」が書かれた本を購入しよう。魚や野菜の下ごしらえ、調理の「さしすせそ」、だしの取り方、火加減などが説明されたものだ。「自分の料理が変わった」「きちんと作れるようになった」と実感したのは、やはり下ごしらえをするようになってから。細かくて意味ないと舐めていた下ごしらえだが…侮れないのである。

 

もちろん大雑把としては、全部覚えるのは疲れるし、やればイライラする。自分が好きな料理や食材だけ知ればいい。

定番メニューを絞り切る

特に新婚の頃ほど料理に張り切ってしまう。今は和洋中どころか、アジア料理、イタリアン、スペイン料理…と家庭で作る料理の幅も広い。筆者も最初の3年くらい、アレコレ手を出した。ところがどれを作っても中途半端だし、あまり美味しくないし、一向に「これなら作れる」という手応えも得られなかったのだ。

 

そこで毎日、和食中心にした。長男がアレルギーっ子なこともあり卵や乳製品が使えない。加えて健康志向としては、目指すは「昭和の食卓」。味噌汁飲んで、魚や野菜、煮物を食べていれば日本人なら間違いないと思っている。離乳食や取り分けメニューも、和食だとそのまま移行できてラクだ。

 

特に最初ほど定番メニューは決めてしまおう。筆者は生姜焼き、肉じゃが、おひたしなどは毎週作っている。毎週作ればさすがに腕も上がるし、週単位だと案外飽きない。たとえばおひたしもほうれん草、小松菜、オクラ…と食材を変えればいいのだ。その分、洋食やイタリアンなどは外食で楽しもう。

副菜は素材の味に頼る

手をかけるのはメインだけでいい、と思う。我が家の夕飯は「メイン+夫の好きな副菜+子どもの好きな副菜+味噌汁」。副菜は素材の味に頼っている。

 

イメージは「居酒屋のおつまみ」だ。じゃこおろし、もやしナムル、おひたし、胡麻和えなど…切るだけ茹でるだけで、あとは「ポン酢、ごま油、めんつゆ」などを和えるだけ。そう、ほとんど「料理しない選択」をとるのだ。逆に副菜に手をかけるなら、メインは焼き魚など焼くだけを選ぶといい。

 

今回は我が家の例をご紹介したが、家庭によって料理下手でも苦労せず定番化できるメニューを考えてみよう。