“遊び”を“学び”に変える 第5回
水鉄砲を自分で作って水鉄砲合戦! 水鉄砲ウォーズイベントレポ
夫婦のお悩み解決コラム6月26日、流山おおたかの森駅近くの森で子どもも大人も入り交じって水鉄砲合戦をしました!
15組の家族が参加し、みんなで笑いながらびしょ濡れになって全力で遊んだ様子をレポートします。
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第1回:子どもは“自由”に遊ぶのが好き、大人は“制限”の中で遊ばせるのが好き
戦場は森の中
当日は梅雨晴れの暑い日。でも、森の中は木陰で涼しく、気持ちのいい風が通ってました。この森は開発まっただ中の流山おおたかの森駅から徒歩20分程度。街の喧騒からは隔たれた静かな森です。
子どもたちは森に着いてすぐ、走り回ったり虫を捕まえたりとアクセル全開。大人たちはどう遊べばいいものかわからず、おずおずとした様子でした。
いつものロープを取り出し、「あのうえの木の枝にロープ使ってブランコ作りませんか!?」と声をかけると、大人たちが集まってどうやって高い木の枝にロープを引っ掛けるか思案したり試したりしながら、だんだんと場に馴染んでいきました。
他にも、お釜を用意してご飯を炊いたり、焚き火台を用意したのでそれぞれ持ち寄った食材を焼いて食べたりしながらランチを楽しみました。
水鉄砲づくり、材料は塩ビ管!
ランチでお腹が満たされたらいよいよメインイベント。
まずは水鉄砲作りからです。ふつう水鉄砲は竹から作りますが、今回の材料は水道管などに使われている塩ビ管。理由は簡単。
塩ビ管のほうがカッコいいから!
塩ビ管で作った水鉄砲は、原理は竹の水鉄砲と同じですが、そのカラーやフォルムが何ともリアルでカッコいいのです。パイプの長さや組み合わせたり、パーツを変えたりすれば、自分好みにカスタムもできます。
ホームセンターで買ってきた2mの塩ビ管からおのおの好きな長さにのこぎりを使ってパイプを切り出し、キャップやT型コネクタなどを組み合わせながら、みなさんカスタマイズしてました。
子どもたちのみならず、パパたちも真剣そのもの。塩ビ管水鉄砲のかっこよさに惹かれている感じです!
これらの写真、じつはよその子とよそのパパ・ママの組み合わせなんですよね。そんなナナメの関係も生まれるのがヒミツキチのイベントの特長です。
水鉄砲ウォーズ開始! 大人も大はしゃぎ
いよいよ水鉄砲ウォーズ開始! ですが、その前から子どもたちは作り出した水鉄砲でさっそく水鉄砲合戦やってるんですけどね。
ヒミツキチ流の水鉄砲合戦は、マトの代わりに金魚すくいで使うポイを頭や身体につけ、子どもと大人が入り交じって3チームに分かれてポイを破り合って戦うというもの。
はじめはポイを破られたら退場にしたり、生き残ってる人数で勝敗を決めたりしようかと思ったんですが、水鉄砲で水をぶっかけたり、ぶっかけられたりして全身がびしょ濡れになるのが単純に面白い。
結局ルールも勝敗も関係なくただひたすら子どもと大人が水をぶっ掛け合ってました。この辺りの細かいことに拘らず、その瞬間が楽しけばよしとする、ゆる~い感じもヒミツキチ流です。
最後は子どもも大人も全身びしょ濡れになって、気持ち良いのと楽しいのとでみなさん恍惚としたなかでイベントは閉幕しました。
この水鉄砲ですが、実はぜんぜん完成形ではないのです。
水が漏れたり、途中でピストンが動かなくなったり。でも敢えてそうしているのは、今回作った水鉄砲をプロトタイプにして、自分たちで改良、改造をして欲しいから。そんな改造も楽しいですよね。
みなさん帰られる際にさっそく、ピストンにゴムパッキンを使えばいい、などなど改良案談義をしていました。そのままホームセンターに向かったファミリーもいるのでは? きっと子どもたちにはホームセンターの塩ビ管コーナーが水鉄砲コーナーに見えているはずです。
次回の水鉄砲ウォーズの開催は、7/23(土)。
森の中で水鉄砲作って遊んで全身びしょ濡れになりたくなったかたは、ぜひご参加ください! 大人のみの参加もOKです。
水鉄砲ウォーズ@ヒミツの森